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わたり病院で初期研修をしている先生にインタビューを行いました。
初期研修医1年目(Y.S)福島県立医科大学出身
Q.現在研修でどのようなことをしていますか?
A.内科研修を行っています。わたり病院の内科は臓器別にわかれていないので疾患は多岐にわたります。
Q.わたり病院での研修が始まって2ヶ月がたちます。ここまでやってみての感想を一言お願いします。
A.毎日が成長です!どんなに些細なことでも一つひとつ丁寧に教えてくださる医療スタッフの皆様、学びを与えてくださる患者様に感謝の日々です。
Q.研修をしていて大変なことはなんですか?
A.ファーストコールは全て研修医!
わたり病院は完全主治医制です。一人の患者さんを指導医と研修医1名で責任を持って対応します。そして、患者様に何かあればその連絡はまず研修医へ来ます。研修医にななってまだ間も無くすべてが初めての私たちにとっては、どんなに些細なことでも大きな事です。常に考え、その度に成長させてもらっています。
レジナビサイトにてわたり病院の見学体験記が記載されています。
http://kengaku.residentnavi.com/hokkaido_tohoku/iryouseikyouwataribyouin/15578/
※KEZU様ありがとうございます。
臨床研修先を選ぶには、ネットの情報ももちろんですが、実際に経験した声も重要だと思います。
そして、実際に見てみるのが一番です!
現在は新型肺炎の影響で医学生の皆さんもなかなか見学できない状況だと思いますが・・・
わたり病院は福島県で一番規模の小さい臨床研修病院なのでその特徴を生かして小回りが利きます。
医学生の見学希望の場合は、できるだけ対応いたしますので興味がある場合ご連絡ください。
レジナビにも初期研修情報載っています。ご覧くださいね。
https://www.residentnavi.com/hospitals/363
民医連をご存知でしょうか?
医学生の皆さまは単語は聞いたことあるけど・・・、もしくはインターネットで断片的な情報で「へ~そうなんだ」というところがほとんどかと思います。
ですので、このブログを通じて民医連とは何ぞや?ということをお伝えできればと思います。
私たちわたり病院は「全日本民主医療機関連合会」、略して「民医連」に加入しています。
民医連は1953年に結成されました。
以下の文章はその結成大会の当時の会長挨拶です。
「私たちは、新しい医療、その患者、患者の生活全体として診ること、医療活動の型を創造しているのだと私は確信しております。病める肺、病める腎臓だけを診るのではなくて病める患部を医師、看護婦、事務、診療所全体の力が患者とその家族、否、もっと多くの同じように生活とたたかっている人達と力を合わせ、その合作した力で一人の患者を治療し、健康と、健康がささえられる生活を守ろうとしているのです・・・。」
つまり、病気だけでなく、その人自身を診る。そして医師だけでなく、
看護師やメディカルスタッフ、もっと視野を大きくして地域の住民と共に協力して医療を作っていこう。
民医連の源流はこの言葉に詰まっております。この言葉に共感している医療従事者が集まった団体が「民医連」です。
たとえば、民医連の医療に賛同している先生には「町づくり」も重要だよね、という考えをよく持っていたりします。
医学生の皆さまは、「町づくり」が医療にどう影響するか考えたことありますか?
誰もが暮らしやすい街のデザインとは?もし、それが実現できたら、どのような医療が生み出されるのだろう?
参考にこんなイベントがあったりしますよ。
https://korekara-pj.net/oioioiten/
民医連に興味が少しでも出てきたら、調べてみてくださいね。